Dcumentary ー本作の上演までを追ったドキュメンタリー配信中ー
演劇ドキュメンタリー
#playthemoment
いま、演劇が立ち上がるさまを追う。

なぜ、ドキュメンタリーを配信をするのか?
2月28日以降次々と公演は中止に。
未だなお、演劇界は先の見えない危機に立たされております。
”自粛明け”に希望を抱いていた私たちにとって、この現状は正直、想定外でありました。
劇場、主催者、劇団、俳優、特に舞台を中心に活動する若手俳優たちの状況。
このままでは息切れしてしまうと、肌で感じております。
そこで微力ではありますがわたしたちのこの配信によって、
リアルな演劇創作の現場や俳優たちの想いを知って頂き、演劇に関心をもってくれる方がいたら、暗雲が覆う演劇界に貢献できるかもしれない…
そんな想いで、このドキュメンタリー配信を企画致しました。
そして、私たちが本番収録をする彩の国さいたま芸術劇場NINAGAWA STUDIO(大稽古場)。
この劇場の芸術監督であった蜷川さんは、演劇人たちが有名無名にかかわらず
自由に勉強のために使える場所を公共の劇場で作りたかったと、
生前私たちによく語っていました。
沢山の蜷川作品を生み出してきた彩の国さいたま芸術劇場‟大稽古場”。
多くの俳優たちにとって、蜷川さんとの稽古の記憶がここにあります。
この場所は蜷川レガシ―の証として‟NINAGAWA STUDIO”と名付けられました。
33歳の演出家デビューから約30年かけ彼が獲得し、遺してくれたこの劇場から配信致します。
演劇をするべきか、否か。
私たちの職業の根幹が問われるこの状況下。
現在の心境や役と向き合い葛藤する姿をさらけ出す本企画は、
いま、演劇の力を信じて立ち上がる俳優たちの挑戦です。
まずは視聴者の皆様のご健康とキャスト・スタッフの健康を第一に企画を進行して参ります。
この実験的な企画に参加して下さったキャスト・スタッフの皆様、
ご協力頂いた関係者の皆様、クラウドファンディングで応援して下さった皆様、
ご視聴下さるすべての皆様へ、一同心より感謝申し上げます。
※本企画は厳重な感染症対策の下、稽古・本番を行っております。